11/9(木)に行なわれたライヴ「賓(まれびと)」は、大阪から「LABCRY」でノイズを担当していた
村上ゴンゾ、山口から独自のフォークサウンドを追求している
佐々木匡士を迎え、
大分のドゥームシーンを作り上げたとも言える
「BLACK FOG MOUNTAIN」との異種格闘技戦とも言えるライヴイベントとなった。
まず、最初に登場した村上ゴンゾは段ボール箱で作った自作のリズムマシン(?)やサンプラー、カセットテレコなどを使い、「家でやっているのと同じ」というノイズを作り出していく。微妙にアナログな環境の中、作り出される音のデカくないノイズが少し意外な感じ。

続いて登場の「BLACK FOG MOUNTAIN」は、ドラムにツインベースの編成でとにかく"重く"、"遅く"、"音デカク"というサウンドで、全てのものを押し潰すような重低音サウンドを聴かせてくれた。1曲約40分のその時間の中で、何かを積み上げていくように徐々に曲が盛り上がって様が興味深かった。

佐々木匡士は情念フォーク+エレクトロニクスと言った趣。自分がその場で発した声をサンプリングしてループにし、そのまま生でひとり多重サウンドを作り上げるという、ある種魔法のようなワザを見せてくれた。いったいどういう発想をすれば、このような音楽を作り出せるのかという極北のアシッドフォークには感嘆させられた。
