ギリシャ出身のミュージシャン/アーティスト
「ILIOS」。ライヴでの演奏だけに止まらず、レクチャーやワークショップ、演劇や映画作品への音楽提供など、幅広い活動を続けている。今回の
「-ilios- Wandering European」では、プロジェクターを使った、映像と音楽を結びつた作品を実演した。

オープニングに登場したのは
「hugh」。タカミネのアコギ一本でステージに立つ。
クラシックギターの技法を基にした繊細な指使い。重なり合い、響き合う弦の音の上にささやくような歌が乗る。
即興でその場で曲も演奏してみたりも、様々な素養が背骨にある。独自の世界。

「ILIOS」はラップトップにミキサー、そしてオシレータ。照明が落とされる中、スクリーンに微細な光の点が写し出される。夜空? 星雲? 人目では気付かないような変化で少しずつ変わっていく。
音、微小な持続音、ピリピリ、キーン、生活音を加工した?ようなノイズ、小さく、大きく変化する。
そして、空気を震わす押し潰されるような重低音。耳に刺さるような不快なノイズ。
スクリーンに映し出されていた画像が何だか判明していく。
衝撃的な画像が色調変調されていただけのものだったことがわかる。
世の中、気付いていないだけ、気付かされていないだけ、で、イイコト、ワルイコト、色んなものを見過ごしているのかも知れない。
何かしら頭に残される。無理くりにでも。
7/5(土)夜
ILIOS HP:
http://www.siteilios.gr/