大分市にあるイベントホールAT HALL(アトホールです。アットホールじゃないんです)で行なわれたライヴ、クラブイベント、映画上映会などの様々なイベントの模様を報告するブログです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 「ドラびでお」こと一楽儀光の薫陶(まあ、実子がいるので当然と言えば当然なんですが)を受けた、山口出身の奇怪ロックデュオ「FRATENN」。現在は東京に移り住み、様々なミュージシャンと競演し、個人個人での活動、セッションをこなすなど経験を積み重ね、成長を続けている。
 今回はその二人に加えて、同じく一楽家の血を引く一楽まどか、東京で知り合った、これまた幅広いジャンルのアーティストと共演するギタリスト心乃助がライブを行なう。
 また、別府などでリーディングのイベントを開催している二宮圭一(美術家)、ひぐらしひなつ(歌人)なども参加し、自作の詩をリーディングする。
 この夜、様々がクロスオーバーする。

shinnosuke081228 心乃助は誉志幸、まどかの一楽兄妹を従えてのステージ。アコースティックギターで作り出す、柔らかで穏やかな空気にグロッケンシュピールとドラムと多数の小物、ガラクタがかわいい感じ色を添える。
 自身の紡ぎだすあえてしたであろう、まるで飾り立てない言葉に、時折中華的なものも感じるような肩の力の抜けたメロディ。
 バックの二人は生の音と、その音をサンプラーなどでリアルタイムで加工したものを自由自在に織り交ぜる。
 とても今日初めて合わせたかと思えないようなトイトロニカワールド。やわらかく楽しげだが、どこかいびつ。

reading081228 坂本のりこ林曉甫、ひぐらしひなつ、二宮圭一の4人がリーディングでステージに立つ、定期的に人前に立って詩を発表している者、初めての者、普段は他の形で作品を発表する者が入れ替わりながら言葉を発する。
 初めての強さも稚拙もそのまま広げた坂本、普段使いの言葉遣いで散文的な林、バックミュージックに合わせ過去に作ったロマンチックな詩を物語的に見せるひぐらし、一つの言葉から言葉遊び的に発想を発展させ響きも意識し、それを歴年のたくましさを通して表現する二宮。
 たった一つの冴えたやり方は人それぞれ。

fratenn081228 ステージ両翼にドラムセットとギターアンプ、真ん中にベースアンプ。
 ニットキャップの一楽、髭もじゃの小島、二人に佇まいに最近の若者の姿と70年代のロック黄金期のハードロッカーの姿がオーバーラップし合う。
 ある程度決まった形のフレーズを即興でバチバチと組み合わせ、曲が様々に展開を変えていく。そいて、お互いが顔を見合わせタイミングを合わせ、バシバシとおいしいキメを決めながら。
 二人が経験を積んだことにより、より表現の幹が太くなり打ち出しがソリッドになっている。
 ギターでの生ループ、サンプラー、不思議な音を作り出し無造作にドラムに投げ捨てられる小物パーカッションたち。
 様々な"もの"で組み立てる、ゴツゴツしているがちゃんとデッサンが出来ている手製の立体パズル。力強い表現


 最後は出演者全員がステージに上がっての詩と音のコラボレーション。
 お互いの力比べがありつつも、発展途上の感あり。これがガチンコというものだろう。

12/28(日)夜 「FRATENN TIGER.」

FRATENN HP:http://www.myspace.com/fratenn
心乃助 HP:http://curltaneko.exblog.jp/

二宮圭一 プロフィール:http://faprofile.exblog.jp/3209503/
ひぐらしひなつ HP:http://www2.spitz.net/hinatsu/



スポンサーサイト

テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

77boa_081224(C)Mark Borthwick

 ※~12/31(水)まで上映の「77 BOA DRUM」、皆様のご要望もありまして、より鑑賞しやすい21:00の回、上映することになりました(12/28(日)除く)。
この機会に、ぜひ足をお運びください。

 ライブハウスの音響システムならではの"爆音上映"を行なっております。ご期待ください。


                    77boa081224_2

12/24(水)~12/31(水)【映画上映】

★77 BOA DRUM★
上映時間:15:00/21:00/0:00 ※12/28(日)は15:00/0:00、12/31(水)は15:00/22:00

料金:前売1200円/当日1500円 ※学生1000円
※チケットはアトホールにて当日券販売中

77BOADRUM HP:http://www.myspace.com/film77boadrum
V∞REDOMS HP:http://www.boredoms.jp/

テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

 08年1月に行われ、O’nDOとしての最初のイベントとなった、「DIVE to DANCE! vol.1」
 6月にはさらに多くの『踊る仲間』に出会えたきっかけとなった「DIVE to DANCE! vol.2」。

 そしてついに「DIVE to DANCE! vol.3」開催が決まりました!!
 「誰でも気軽に踊ること、踊りを観ることを楽しんでもらいたい。」そんな願いが込められている、この舞台を一緒に盛り上げてくれるダンサー、パフォーマーを募集いたします。「ダンス」とくくらず、何かしらの身体表現などでもOK!! あなたの頭の中の妄想をちらっとがっつり見せてくださいな。
 日時、募集要項は下記の通りです。詳細はお気軽にお問い合わせください。
 エントリーお待ちしております!!

※エントリーは締め切りました。ありがとうございました。

DIVE to DANCE! vol.3 

2009年3月20日(金) リハーサル(時間帯は相談)
2009年3月21日(土) 本番
18時半開場 / 19時開演予定
会場 AT HALL 大分市中央町2-6-4一井開発ビル3F

■資格
 「踊りたい」「何かやりたい」「自分で振り付けやってみたい」「舞台に立ってみたい」「みんなオレを見
 ろ!」ナドナド。ソロ、グループでの応募、どちらでもOK。ジャンル、経験、年齢、性別、不問。
■作品規定
 ステージ上(奥行き352cm、幅570cm)にて上演可能な5~15分程度の作品。
 (ステージに袖幕と緞帳はありません。出ハケは下手のみ。)
■募集期間
 2009年12月7日~2月1日まで。選考の結果は、締切後1週間程度で応募者全員にご連絡いたします。
■応募方法
 必要事項を、締め切りまでにメールにて下記まで送信、もしくはお電話にてお問い合わせください。
 ☆氏名、グループ名(グループの場合、全員の氏名)
 ☆ジャンル
 ☆代表者の連絡先(電話番号、メールアドレス)
 ☆簡単なプロフィール、自己アピール等(200文字前後)
 ☆広報活動に使用する写真
 (ブログやフライヤーに掲載します。写メでもOKです。)
●会場費、運営費として、1作品につき3000円の参加料を 頂きますが、相当分のチケットをお渡しします。  
●前日のリハーサルに参加できない場合は応相談。
■ご応募・お問い合わせ先
 tel:090-6633-5175(中島)
mail:oitandance@yahoo.co.jp
mobilephone-mail:samenimomaketsu★q.vodafone.ne.jp
※スパム対策のため、@を★に変えています。

O’nDO HP:http://oitandance.blog29.fc2.com/

vol.1の模様はこちら
vol.2の模様はこちら

ぜひご覧ください。

テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

2009/1/3(土)【ライブ】
★コタツでダラダラお正月!★
開宴 17:00~
料金:\1000(鍋・お菓子つき)※着物でご来場の方は半額です。

●毎年恒例のアトホールのお正月。参加者全員がダラダラする、ダラダラしたイベントです。

2009/1/11(日)【ライブ】
★貸切イベント★

2009/1/12(月・祝)~1/18(日)【映画上映】※情報追加
rock_birth_web

★ロック誕生 The Movement 70's★
上映時間:1/12(月・祝)~1/18(日) 
上映時間:15:00/21:00
料金:前売1500円/当日1800円 ※学生1200円

ビートルズやローリング・ストーンズに触発された和製ビート・グループのムーブメントである「グループサウンズ(GS)」は、1966年のビートルズ来日公演を起爆剤として67年から68年にピークを迎える。200近いGSがデビューする昭和元禄を象徴する社会現象とまでなったが、69年には下降していく。
 同時期、芸能界主導の歌謡曲から脱皮できなかったGSに見切りをつけ、サイケデリックやアートロックと呼ばれた欧米の新しいロックに呼応した「オリジナルの和製ロック」を創造するアーティストが登場しはじめる。それは、ブルース・ロック、ハード・ロック、プログレッシブ・ロック、ジャズ・ロック、カントリー・ロックなど、多種多様なロックで個性を競いあっていたのだ。日比谷野音などで自主コンサートが企画され、ロックをやるなら日本語か英語か?といった論争も白熱した。長髪の若者たちを熱狂させた陶酔の音楽。その潮流を総称して「ニュー・ロック」と呼んだ。
 この映画「ロック誕生」は、ニュー・ロック時代から数年間、日本にロックが定着し始める70年代前半のライブ映像を集め、関係者の証言とともにまとめたものである。近年、アルバムやライブ音源はCDで安易に聴けるようになったにもかかわらず、映像はなかなか発掘されなかっただけに、大変貴重なドキュメントとなっている。
 当時から海外でも評価の高かった代表的なニュー・ロック・グループのフラワー・トラヴェリン・バンド。日本のビートルズとも称され、独自の日本語ロックを創ったはっぴいえんど。今も現役で激しく活躍し、日本語ロックの始祖である遠藤賢司などなど・・・。
 とにかく動いているシーンが見れるだけでも衝撃的であり、それぞれが誰に飼いならされることのない強烈な個性を放っている。当時を知っている者が懐古趣味で見るだけの作品ではないことは確かである。そして、プロデューサー内田裕也の尽力なくして、日本のロックはここまで成長しなかっただろう。
 それからこの時代のバンドマンの年齢、みんな20代前半ですよ。信じられます?  (サミー前田)

Cast
内田裕也/ミッキー・カーチス/近田春夫/中村とうよう/加納秀人/森園勝敏/フラワー・トラヴェリン・バンド/頭脳警察/はっぴいえんど/イエロー/遠藤賢司/ハルヲフォン/ファー・イースト・ファミリー・バンド/クリエイション/四人囃子

監督:村兼明洋
制作:ビタミン
2008年/日本映画/カラー(一部モノクロ)/75分/STEREO(一部 MONO)
(c)2008 「ロック誕生」Partners

ロック誕生 HP:http://www.rock-tanjo.jp/

2009/1/24(土)【ライブ】※情報追加
★大分大学 SOUND FAMILY ドラゴンライブ★
OPEN/START 13:00~
出演:サウンドファミリーのOBバンドたち
料金:無料

●大分大学の音楽サークル「サウンドファミリー」のOBたちが出演するライヴイベント。
今回はどんなバンドが参加するのか!?

2009/1/25(日)【ライブ】
6x9vol3_web

★6x9 six by nine vol.3★
OPEN 18:30/START 19:00~
出演:hot spring/ろくでなし/ナントカ動物園/二宮綾子
料金:前売・予約1200円/当日1500円 

地下室のガレージランドへようこそ。アルバム「Night has come」も好評発売中!
Born IN 別府 現在、福岡で主に活動中の「hot spring」
いなたいロックンロール、ブルースを小気味良く聴かせる、"憎みきれないロクデナシ"「ろくでなし」
僕たち、現在絶賛迷走中! MCの方も時々行方知れず。ファンキーな脱線トリオ「ナントカ動物園」
ビッグママの貫禄と聖女のような儚さ。ソウルフルな歌声を聴かせる、大分を代表するボーカリスト二宮綾子の参加も決定

hot spring HP:http://tosp.co.jp/i.asp?I=alerugenn
ナントカ動物園 HP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=nantoka_zoo

2009/1/31(土)【ライブ】
★baobab & Creole & Chang Presents
Harmonic Soundz★

OPEN 19:00/START 20:00~
出演:baobab/middle9(大阪)
DJ:Shundai/Ushijima/Taira
料金:前売・予約2000円/当日2500円 

問:mirai@baobab-8.com

middle 9
03'より現メンバー4名で大阪にて活動開始。1stフルアルバム"SEA THAT HAS BECOME KNOWN"全9曲を2008年9月26日リリース。
メンバー自らレコーディング/mixは元よりアートワークも手掛ける。
マスタリングエンジニアは前作に続きTORTOISE, HIM, SUN RA等を手掛けるSAEmastering/Roger Seibel氏が担当している。
VibraphoneやES-335等を用いたシックな一見を覆すパワフルなグルーヴ感と旺盛なパフォーマンスで、フロアを一気に高揚へ誘うライブに定評あり。生演奏のダイナミズムに加え、作品に見られる繊細なサウンドへの高い創作性を併せ持つインストバンドである。ファンクやジャズを中心に織り交ぜたパーティチューンを始めとする持ち前のサウンドセンスで作り込まれたライブを全国各地で展開している。

Baobab
民族的なもの、ポップなもの、様々な音を独自に表現し、インストゥルメンタルと歌の融合で独特な世界観を醸し出す。声も楽器の一部と考え、一つ一つの響きを大切に表現された音楽は、風景、情景、映像を、聞く人に想像させる。
全国ツアーやニュージーランドツアーを行ない、愛・地球博にも出演するなど、活動の幅を広げている。
個展やライブでアートと音楽のコラボレーションなども行い、毎年春には、野外Sing Birdスペースでの自主企画コンサートを開催。空間作りからすべて自分たちの手でつくり、音楽やアートなどが自然環境の中で融合し、純粋に音を楽しみ、自然を体感し、共有するライブも行う。年齢、性別、国境を越えて親しまれている。

middle 9 HP:http://middle9.net/
middle 9 Myspace:http://www.myspace.com/middle9jp

Baobab HP:http://baobab-8.com/


※毎月のスケジュール情報の配信を希望される方は、左記のメールフォームにお名前をご記入の上、メールをお送り下さい。

テーマ:大分県情報 - ジャンル:地域情報

 2007年7月7日、ニューヨークで開催されたライブイベント「77 BOA DRUM」

 「V∞REDOMS」のアイデアに協調した仲間たちにより、77台のドラムを使ったパフォーマンスが行なわれた。「V∞REDOMS」の結成20周年のアニバーサリーとも言えるこのパフォーマンスの映像を軸に、事前に行われたドラムリーダーを中心とした2日間のリハーサル風景、参加アーティストのインタビュー映像等を織り込んで構成されている。

77boa_081224
 この映画は監督川口潤による映像、そして主宰者VICEのオフィシャルカメラマン、そして無名の参加者により撮影されたYoutube映像など、それらの素材全てを現象として捕え、それをライブの模様を軸にまとめて、ライブドキュメンタリーとして完成させたものなのである。

 この映画はとにかく体験して、各々が自由勝手にその意味を想像して欲しい。
それこそが、この現象の核を担う「V∞REDOMS」の狙いであり、楽しむための醍醐味なのではないだろうか。


(C)Mark Borthwick

77boa081224_2
 ZAKによりエンジニアリングされた、ライヴでの音像、そしてその光景に圧倒される。
 走り続ける「V∞REDOMS」の進化の過程に生み出されたものの一つの結実が画面に映し出される。
 その模様は荘厳ですらあり、エライものを目撃したと言う気持ちにきっとなるはずだ。

 さらに今回AT HALLでは、ライブ用のPAシステムを使って映画を観る"爆音"上映を行なうよう心がけています。ド迫力のライブサウンドでこの映画を体感してください。

77boat_081224

 会場内では映画に合わせて作られたパーカー、Tシャツなども販売、これも見逃せません。
 ここは"Tシャツ屋?"と思うほど品揃えです。

「77 BOA DRUM」

監督:川口 潤
出演(プレイヤー):77BOADRUM(V∞REDOMS,Hisham Akira Bharoocha、David Nuss、Brian Chippendale、Jaiiko Suzuki、Andrew W.K、David Grubbs、and more)
製作年 : 2008年
製作国 : 日本=アメリカ
配給 : KATHMANDU TRIO PRODUCTION、BORETRONIX
上映時間 : 77分+777秒

上映時間:15:00/21:00/0:00 ※12/28(日)は15:00/0:00、12/31(水)は15:00/22:00
料金:前売1200円/当日1500円 ※学生1200円 

※みなさまのご要望もありまして、より鑑賞しやすい21:00の上映回追加いたしました。

上映は12/31(水)まで。ぜひ足をお運びください。

77BOADRUM HP:http://www.myspace.com/film77boadrum
V∞REDOMS HP:http://www.boredoms.jp/



テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

 およそ2年ぶりの開催となった宅録ミュージシャンたちの祭典「宅録博08」。3回目となった今回は、6名の出場者が参加。弾き語りから、ノイズ、ブレイクコアまでと、一口に"宅録"と言ってもそれぞれが作り出すサウンドはまさに十色、言葉の持つ意味の幅広さを感じる。

 一人目の発表者は1回目、2回目にも参加している「NB」。今までは打ち込みのバキバキのテクノサウンドを発表していたが、今回は宅録は宅録でも"録画"の方、というある意味反則技を駆使。ドキュメント的に、姪っ子がお母さんへの感謝を企画するのをカメラで追い、クライマックスは本当にステージで子供たちがお母さんに感謝のメッセージを読み上げると言うもの。
 前回も映像を使った作品だったとはいえ、この発想はなかった。ある意味現代アートみたいにも思えた。まあ、ゆるいし、反則技だけどね。でも、ふつうにちょっと感動。

nb081221ymtdsk081221
NB(左)/YMTSDK(右)

 続いては今回が初ステージ、大分で「初めてブレイクコアを演奏するのでは?」と自負する「YMTSDK」。PCとサンプラーを使い、ダークでサイキックなブレイクコア/エレクトロニカの世界を体現する。リズムにあわせ体を揺らし、MIDIコントローラーをその場で操作することにより、ライブ感をより増幅させていた。やりたいことを形に出来ていたと思う。

 3組目も今回が初ステージという「Mono-One」。まずは録音した音源を会場に流してから、ギター1本でステージへ。ディレイ深めのユラユラとしたエレクトロニカ的世界を演奏。終わった後のインタビューでジェフ・べック、ポール・コゾフなどが好きだと言うのは意外でした。

               monoone081221microtone081221
               Mono-One(左)/Microtone(右)

 1回目にも登場した「Microtone」。今回は打ち込みしたMTRの音源に合わせて歌を歌うと言うスタイル。キーボード主体のバックに合わせて歌われる歌はアイドルポップとでも言いたくなるような正統派のポップソングの数々。椅子にちょこんと座り、フェーダーをちょっとずつ調整しながら、マイクを抱え切々とでも堂々と歌う姿からは目が離せない。
 MC、インタビューでは宅録のススメと言った感じで、我々にもその魅力を語ってくれた。

 ギターアンプ2台に多数のエフェクター類。テンガロンハット姿でゆらゆらと揺れながらノイズを紡ぎ出すのは「MerzBOB(仮)」。その音楽は時折ガッと切り込んでくる所はあるものの、基本的には穏やかなアンビエントノイズと言ったところ。ミニレコーダーに録音した生活音などを、ギターのピックアップから拾わせるなど、とにかくデジタルなものを使わずアナログなやり方でどれだけ出来るかということをテーマにしているとのこと。即興でゆるやかにハーシュ的な世界を作る。

mrezbob081221yokuda081221
MerzBOB(仮)(左)/youichi okuda(右)

 ラストは「youichi okuda」。自ら録音した音源をもとに遠方にもツアーに行っていると言う。音源では音響的な処理がより感じられるが、今回はよりネイキッドな弾き語りで勝負。魂あふれる言葉を、とにかくデカイ声でぶつけてくる。エモ弾き語りと言った感じ。大きな体でアクションを交えながらの熱い演奏だった。

 弾き語り、打ち込み、ポップソング、即興、、、その裾野の広さを感じたイベントであった、
 "宅録"の持つ魅力が少しでも伝わるイベントであったら幸いです。

12/21(日)夜

Microtone:http://microtone.blog94.fc2.com/
YMTDSK:http://www.myspace.com/ymtdsk2
youichi okuda:http://www.myspace.com/youichiokuda

テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

 もはや「M-1グランプリ」と並ぶ?年末の恒例行事となった大分大学「SOUND FAMILY」によるライヴ「SOUND FAMILY HOT LIVE」。若々しいフレッシュな演奏を堪能できるのとともに、3年生が現役を卒業し、来年の新体制が発表されるという特別なイベントなのです。

sf081220

 トップバッターは「砂坊主」(上左)。全員一年生のバンド。名前の通り「藍坊主」のカバーを披露。その初々しさがなんか眩しいです。鳥取出身のメンバーがいるので頭に砂が付いております。

 続いてはミスチルカバーの「Mr.膣dren」(上右)。ハイ、名前は最低ですね。これも3年生メンバーがいる故の貫禄からか。メンバーそれぞれの様々なバックボーンを感じました。

sf081220_2

 「野球熊」(上左)、「Base Ball Bear」の中国名直訳みたいな名前ですね。てか直訳ですね。裏打ちのビートが気持ち良い。小柄なベースの女の子のコーラスがイイ感じです。

 雰囲気がうって変わって「Ryodus Priest」(上右)。ジューダスカバーのバンドです。ライトハンドもバリバリにかますツインリードにシャウトするボーカル、王道メタルです。「Pain Killer」2.5倍速もブチかます。

sf081220_3

 「アジアン韓流ジェルローション」(上左)、ギター2本にベースが女性のプチギャルバン。アネゴたちの演奏をバックに華のあるボーカリストがエモーショナルに歌い上げる。華やか、モテそう。

 ステージ中央の高く立てられたマイクスタンド。と言うことでやるのはやっぱり「OASIS」な「OnASIS」(上右)。ライヴの再現ぶりと英語でのMC、「Don't look back in anger」の合唱、おいしい所取り達成です。

sf081220_4

 「ONE OK ROCK」をカバーした「陳 ONO ROCK」。中国からの留学生キャラでしたが、いやー「SOUND FAMILY」もインターナショナルになった…のか? 留学生だとしたらそのチョイス耳が早い。

 「5mm CASTER MILD」、「9mm Parabellum Bullet」、「くるり」、「ナンバーガール」などのカバーを。日本のロックのイイとこ取りしたようなナンバーをエモーショナルに披露。硬派な打ち出しで観客たちも大盛り上がりです。

enbe081220

 トリは「Enbe」。読み方がキモです。今年度の「SOUND FAMILY」の部長を始めとした幹部たちによる「LOSTPROPHETS」のカバーバンド。さすが幹部!と言いたい貫禄のステージを見せる。熱い。

 ライヴの後は、卒業する3年生から後輩たちへのメッセージ。必要以上にウェットになりすぎることなく、大切なことを受け継ぐべく熱い言葉を送ります。そしてそれは伝わったと思います。

 新しい「SOUND FAMILY」の一層の発展を期待してます。ガンバレー!

12/20(土)昼



テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

 今年5月に行なわれた「タルホ露地ツアー」に続き、またまた大分を訪れたあがた森魚「惑星漂流60周年!」と自身の生誕60年を記念して、全国60ヶ所をキャンピングカーで廻るツアーを行なう。漂泊の旅人は歩みは止めない。

 あがた自らが制作した自主映画「もっちょむぱあぷるへいず」のフィルムが上映される中、年季を重ねたであろう筋金入りのファンたちが続々とホールに集まる。

agata081219_1 
 ギターを持ち、黒のジャケット、ハンチング、眼鏡姿でステージへ。くすんだような、包容力のある優しい声で観客へ語りかける。一夜の物語の始まり。一人での弾き語りによる「港のロキシー」で公演は始まる。
 今回は同行しているミュージシャンがベースを中心にアコギ、キーボードなどであがたをサポートし、また曲によってはドラムも加わるなど、よりロックテイスト、より音楽的な打ち出しをしているよう。
 そしてもちろん、叙情的に「赤色エレジー」、「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」などの曲も披露する。その落差により、それぞれの曲の持つ魅力が一層映える。

agata081219_2 公演のラストは、前回の大分公演と同じで地元グループ「ゆふいんの森」がバックバンドとして加わってのステージ、そのエネルギーに触発されるよう若々しいステージングで「大寒町」などを歌う。アンコールではさらに三沢洋紀(LABCRY/LETTER)もハーモニカなどで加わり、あがたもボーダーのロングTシャツに着替え、さらに若々しく、デビュー曲の「大道芸人」などを披露。これは他の公演ではなかなか演奏されないプレミアム的なものだそうだ。

 代表曲から珍しい曲まで堪能できた、あがたの持つ多面性を堪能できた一夜であった。

 やはり、ライヴを一つのパッケージ、物語として作り上げる上手さ、さりげない腕力の強さを大いに感じた。それはやはり長い間、音楽界/芸能界で活躍してきたことにより培われたものだろうか。

12/19(金)夜

あがた森魚 HP:http://www.agatamorio.com/
"惑星漂流60周年!" ツアーブログ:http://agata60.seesaa.net/



テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽

 4回目の開催となったライヴイベント「ECHO BOX」。およそ1年ぶりのライヴとなった「wannastay」をはじめとして、彼らともゆかりの深い「アンタトロンディア」など、6組のグループが集まった。

 ライヴの幕を開けたのは「ナントカ動物園」。ジミヘン由来という(初耳!)アフロのヅラも眩しく、男たちの歌を歌い上げる。キャッチーなコーラス、ファンキーなリズム、グッと掴まれるメロディで己の道を絶賛迷走、失踪中。
echobox081214_1
(左)ナントカ動物園/(右)porco

 続いては男女混成トリオの「porco」。ダビーポップなどの素養を感じさせる、ゆったり、ふんわりなポップソングを聴かせる。より声が聴かせられるようになったのは好印象。やりたいことを素直に出し、それそのものに独自の味がある感じ。

 「The Brand-new Pop Band」、いきなりアコギとカホンと生声のネイキッドバージョンでスタート。それを始めとして、いろいろと新しいことに挑戦している。それってイイことだと思う。いろんなものを吸収しつつ前に進め!
antat081214
 「アンタトロンディア」は今回は5人での登場。途端に会場をアフリカの空気に変える。大地の声を伝える歌が気持ちいい。踊りまくるダンサーたちも、ダイナミックなダンスで観客を巻き込む。うーん、自分もあんな風に踊ってみたい。

echobox081214_2
(左)The Brand-new Pop Band/(右)sportsman

 流れる水の音、鳥の鳴き声に合わせて「sportsman」の演奏がスタート。ファンクマナーな新曲などを交え、心地良い空間をクリエイトする3人。ふくよか空気感を維持しつつ、よりジャンルにとらわれずグッドミュージッという道に向かっているように思える。
wannastay081214
 トリは「wannastay」。相変わらずの揃いの衣装も決まってる。コーラスの入れ方なども洒落が利いていているドッシリとしたサウンドを聴かせる。様々な肌合いの歌を作るが、ぶれないポップさがあるのはやはり魅力的。あらたな局面を見せるのかな?


12/14(日)夜

wannastay HP:http://www.wannastay.com/
porco HP:http://rock.boo.jp/porco/
THE BRAND-NEW POP BAND HP:http://www.hpmix.com/home/hno3/index.htm
ナントカ動物園 HP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=nantoka_zoo

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

 "東京のアメリカ人" Kate Sikora/Lindsay Lueders キュートな女性二人がアトホールにやって来た。 「Girls Just Wanna Have Fun!」っちゅうことで、大分から参加するのも長辻利恵アカシモモカという魅力的な女性アーティスト二人。
 今夜は、女性らしいしなやかで華のある歌たちを見ることができそうだ。

nagatsuji081212 
長辻は今回も「nenecart」の足立をサポートギターに迎えてのステージ。今夜はエレキを爪弾きながら、その声を届ける。
 エレキの音に引っ張られるようにその細い声は、少し力強く、アシッドさはアコギでの時より減じているように感じる。
 母である強さ、母性を歌声に感じた。
 彼女の歌は毎回印象を変える。尻尾を捕まえたと思って、いつの間にかするする逃げてしまうのか。

kate081212
 続いては、Kate Sikora一人でのステージ。アコギを持ってスルっと演奏を始める。
 洗いざらしのシャツのような、飾り気のない歌を聴かせる。母国のそんな裸のシンガーソングライターの伝統を確実に受け継いでいるよう。
 簡素で瑞々しいギターポップ。

momoka081212
 アカシもキーボードとMTRだけをステージにセッティング。
 でもスタートは寸劇とダンスの合間といった感じの「ピントはずれ」でスタート。
 エレクトーン一台だけの演奏の方がむしろ、アカシの声がより映えてその魅力が伝わりやすい気がする。
 クリスマスカラーの赤い服に合わせるように、聖歌のような荘厳さを感じるものや冬の情景を喚起させる曲を披露する。

tlw081212
 ラストはKateとLindsayによる「The Loyal We」。今回、彼女たちを招聘した広瀬の手による揃いの服を着てステージへ。
 Lindsayが主に鍵盤を、Kateはギター、ミニキーボード&鉄琴など持ち替えながら演奏(緊張や照れも見せながら)。
 女声ボーカルということで、steleolabやマリンガールズなんかを想起させる。Kateソロよりちょっとポピュラーミュージックよりで、どこか体温が低め。
 ポップでおしゃまな女の子二人がすまし顔で、飾り気の無い歌を目の前で見せてくれた。


12/12(金)夜

The loyal we Myspace:http://www.myspace.com:80/theloyalwe
Kate Sikora Myspace:http://www.myspace.com/katesikora
アカシモモカ HP:http://harmo.jp/momoka/



テーマ:女性アーティスト - ジャンル:音楽

 「他に似た音楽を知らない」。そんな唯一無二の音を作り出す、さや(Vo/Key)と植野隆司(Gu/Sax)の二人による不定形ユニット「テニスコーツ」。ヨーロッパ、アメリカツアーなども行なっている彼女らが大分にやって来た。
 初めて大分に足を踏み入れた彼女たちの目撃者になろうと、多くの人がアトホールに集まる。

 長い夜のトップバッターは「clavinotes」。コーラスを多用したドリーミングで甘いポップソングを次々と演奏していく。その足取りはどこかおぼつかなげで危なっかしいが、不思議な魅力を孕む。どこまで本気なのかわからない顔つき。

brownbems081209
 続いては九州ツアーの一環で、今回ともに演奏を行なうことになった「brown bems」 from 福岡。トリオというミニマムな編成で、しっとりとした空気感を持つ歌を披露する。メロディにも心が配られ、エモーションをギュッと内に込めている感じ。耽美派、サッドコア、音響をハイブリッド。濡れた薔薇が似合う。

nanbanjin081209
 福岡で「brown bems」とも共演経験もある「nanbanjin」が登場。今回はサポートギターを入れての編成。観客がグッとステージ前に集まり、ピョンピョンと跳ねだす。大きな世界を感じさせる空間系ロックで大きなうねりを作り出す。オペレーターの帰国が彼らに新しい何かをもたらすのか?

neneclavi081209
(左)clacinotes/(右)nenecart

しっとりしたアーバンなロックを聴かせる「nenecart」。ポストロックなどを通過し、凝った構成の楽曲に、「ゆふいんの森」での活動のフィードバックからと思われるアメリカンロックの空気がうまくなじんできた。女声コーラス、キーボードなどにより、やりたいことがより明確になったように感じられる。

tenniscoats081209
 ステージの後ろにカーテンが引かれ、ホールの空気も変わるよう。ステージ上にはキーボード、ギターに加え、今回のツアーに同行しているアーティスト梅田哲也の手による自作の音発生器が並べられている。
 さやが静かに歌いだす。途端にホールの中の空気がはっきりと変わった。
 聖性、子供のようなあどけなさ、素朴だが引き込まれるメロディ。目の前で行なわれている荘厳な何かをひと時を見逃さないように、観客の目も釘付けになる。
 キーボードとギター、そして梅田のガラクタ(オブジェ?)と声から生み出されるだけの音なのだが、そこには何も不足するものがないかのように満たされている。
 「LABCRY/LETTER」の三沢洋紀の参加と言うサプライズなども含めて、真剣に、でも楽しそうに音と戯れていたのが印象的だった。


12/9(火)夜

テニスコーツ HP:http://www.tenniscoats.com/
テニスコーツ Myspace:http://www.myspace.com/tenniscoats/
梅田哲也 HP:http://www.siranami.com/
brown bems HP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=booooda
nanbanjin HP:http://www.nanbanjin.net/
clavinotes HP:http://www.myspace.com/clavinotes
nenecart HP:http://www.d1.dion.ne.jp/~oioioi/nenecart.html



テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

 東京からやって来た見た目はコワモテ中身はプログレなトリオ「GeGeGeGe Quartet」を迎え、行なわれた今回の「Salmo meeting」(vol.4)。
Sax一本、世界各地で細胞レベルのコミュニケーションを喚起するライブを重ねる山内桂がハブとなり、ここ大分で様々なものがぶつかり、交差し合う。

ujack081208
 トップバッターは、福岡、滋賀、大分、、、と離れ離れのメンバーが集結した「烏雀/Ujack」。ミキサー/MCが加わっての今回のステージは、宇宙、土、火、水、大気という5つの要素を表現する4曲を演奏していくというコンセプチュアルなもの。映像や民族楽器、さらにはカオスパッドなども駆使して、エレクトロニカ/フリージャズ的な世界を表現していく。

yamauchi081208
 山内は20分ほどの即興と"Salmo"をプレイ。
 彼しか表現しえない世界を独自の演奏、独自の方法論で作り上げる。
 いつものやり方で、自分の色を出し切る。
 それは何にも似ていない。やはり感じるのは底力。

gegegege081208
 「GeGeGeGe Quartet」はデケデケとしたウネリのある演奏と湿り気さえ感じるようなメロディを作り出す歌心が並立している。
 モヒカン二人と言った、荒らしさを外套にした細やかなミュージシャンシップの発露。
 初期衝動とその日の衝動、フリージャズ、プログレ、サイケなどの要素とデイープな歌謡魂がゴッタ煮にされ、スタイリッシュになり過ぎない形で吐き出される。
 アヴァンとバンカラの交差点。

 先入観にとらわれていたのは僕の方だったようだ。


12/8(月)夜

GeGeGeGeQuartet HP:http://sound.jp/gegegegequartet/
GeGeGeGeQuartet Myspace:http://www.myspace.com/gegegegequartet
山内桂 HP:http://salmosax.com/
烏雀/Ujack HP:http://www.myspace.com/ujack



テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

 知的財産としては初めて、沖縄県工業連合会から沖縄県産品として認定され、沖縄でしか作り出すことの出来ないコアな沖縄人の精神世界を娯楽エンターテイメントとして仕上げた映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」
 資本・製作スタッフ・興行配給元、いずれもが沖縄にあるというところが重要なのだ。

ryukyuweb_01206_2 それは、三本の短編からなる。

 清明祭という年中行事を軸に、コミカルな登場人物たちが繰り広げる不思議なファンタジームービー「See Me ?」
 沖縄土着の死生観などが確かに反映された、不思議でちょっと背筋を伸ばさせるお話が、過剰に誇張されることなく、現代の沖縄の裸の姿をポップに描いている。

 続いてはペルー出身の沖縄系3世アーチストアルベルト主演の「Happy☆Pizza」
 アルベルト自身による切ないラブソングが映画全編に流れる中展開される、ピザ屋店員と不思議な女の子のショートラブコメディー。
 斬新な映像センスで切り取られる、二人の恋の行方は?
 賛否両論巻き起こったというそのオチはいかに。

ryucowboy081206

 30年前の糸満を舞台に、実在した伝説の空手家「マサー文徳」の説話を脚色し、作られた「マサーおじいの傘」
 オール糸満ロケ、オール糸満方言での制作され、その風景、漂う懐かしい味わいは、これまでの沖縄映画にはない独特の湿度を醸し出している。
 母親の死をきっかけに、父との関係が疎遠になった小学生海斗、ヒーロー漫画に憧れ強くなりたいと思った彼が、伝説の空手家に会い、個性的な人々と触れ合う中で成長していく姿を描く。

 いずれの作品も、沖縄の魅力、人の魅力を伝えると同時に、ますますその文化や独自性の奥深さを表現しており、やはり沖縄現地の人でしか作りえなかった作品と言えるだろう。
 あと、やはり沖縄の人はキャラが強烈な人が多いようにも思える。

yachimun081206
 そして、映画の後は「See Me ?」にも出演していた「やちむん」奈須重樹によるライブ。
「やちむん」としての曲、映画の中の「ひじひじ」としての曲などをおよそ1時間たっぷりと歌い、しゃべる。
 アコギ一本で、笑わせ、切なく、ほっこりと、じっくりとそのあたたかい歌を聴かせる。さすがのエンターテイメントショー。そこには民謡も三線もないが、そこにはたしかに"オキナワ"があった。


12/6(土)夜 

「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」 HP:http://www.ryukyucowboy.com
やちむん HPhttp://urizunweb.oc.to/yachimun/



テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

 「大日本ロックンロールパトロール 西日本最狂デスマッチ 大分編」。この大仰とも言えるようなタイトルのツアーで、西日本各地を荒してきたのは名古屋よりのトラッシュガレージ兄弟「宇宙三輪車」、そして難波ベアーズなどで活動するスカムガレージラモーンズ「人類SOS」(神戸)だ。
 両バンドとも奇しくもドラム&ギターの二人組、ミニマムなスタイルでどれだけ破天荒な姿を見せてくれるのか?

jinruisos081129 トップはその「人類SOS」。ギターの中田の眩しいジャージ姿もそのまま、ブレーキの壊れたデコチャリがサイレンもけたたましく走り出す。
 ブラスト、ストップ&ゴーなど織り交ぜる、とにかく速い、突っ走るドラムに、キーキーとフィードバックノイズを撒き散らしながら掻き毟られるギター、ギャーギャーとわめき散らされるスクリーミング。様式に囚われないむき出しのパンク、限界突破の輝きがありました。

nantoka081129 「ナントカ動物園」のファンキー&ダウントゥアースなあり方は、挟まれるバンドとの対比もありより映えるように感じる。ムービングするベースラインとタイトなドラムがきらびやか雰囲気を下支え、井下の歌心を感じるその声は、相変わらず心強い。そして西馬のMCもまた相変わらずとうとうと続く。

usanrinsya081129 ステージ対角に陣取るドラムセットとギターアンプ、熱いMCでのアジりから「宇宙三輪車」のステージが始まる。コチラも乱打されるドラムにギャリギャリしたギター、ロックンロールの風味が強く、より荒く、速く、いなたくなったジョニー・サンダースのよう。どこか土の匂いを感じさせるのも強みだろうか。どんな状況でも折れないロックンロール魂を現出さす。

dsteal081129 トリの「DOUBLE STEAL」も他のバンドに触発されるかのようにさらに熱量過多なステージを見せつける。とにかく力いっぱい弦を弾き、ドラムを叩き、声を振り絞る。その全力をぶつけるパワーエモと言った楽曲に時折、ディレイ、空間系のエフェクターを使ったフレーズが入るのも効果的。
 その清清しき熱い音の塊をぶつけられるのは気持ちがいい。

 熱い魂を、良いライブとして昇華してくれたように思う。

11/29(土)夜

宇宙三輪車 HP:http://hp.kutikomi.net/u-sanrinsha/
人類SOS HP:http://6517.teacup.com/jinruisos/bbs
ナントカ動物園 HP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=nantoka_zoo
DOUBLE STEAL HP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=DOUBLESTEAL001

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

// HOME // 
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 アトリポート all rights reserved.
プロフィール

ATHALLあとうほる

Author:ATHALLあとうほる
アトホールのホームページは
http://www.athall.com/

当ホールは、各種イベントスペースと
してご利用いただけます。お気軽にご
相談ください。

※当ページの写真、文章の無断使用、
転載を禁じます。

最近の記事
月別アーカイブ

カテゴリー
カレンダー

11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

あわせて読みたいブログパーツ

QRコード

QRコード

RSSフィード
ブログ内検索

ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
  1. 無料レンタルサーバー