『バンド仲間が集まってやる自主ライブのような
ダンス公演がしてみたい』というふとした思いから立ち上げられたイベント
「DIVE to DANCE! vol.1」。「踊りに行くぜ!!」大分実行委員会などで豊富な経験を持つメンバーが集まった集団
「OITA'n DANCE ORGANIZATION (On'DO)」が運営する、初めてのイベントとなる。
ジャンルの壁を越えて集まったダンサーは6組。それぞれのバックボーン、たどってきた道も違う人々が"
ダンス"という共通の旗の下集結した格好だ。

客電のランプが消え、「DIVE to DANCE!」の幕を開けたのは
「木村 高」。作品名は
「カ・ケラ・ケラ」。高校時代にストリート
ダンスを始め、大学時代に
コンテンポラリーダンスに出会い、没頭する。
今まで観、体験したであろう様々なエッセンスを感じさせる
ダンスを見せる。若さから来る、体の反発力の強さが瑞々しさを感じる。

続いては
「ジロー」の
「ランゲルハンス島」。三浦宏之らの数々のワークショップに参加、身体表現に目覚める。
ステージには木製の椅子が一脚。メトロノームの音とともに作品は進む。抑制されたた動きの中で、「これを伝えたい」というテーマが強く押し出されている作品だったと思う。
「hanayagimiwakoubai」による日本舞踊
「京鹿子娘道成寺」。3歳より日本舞踊を始め、2003年「水と油」ワークショップを機に身体表現に取り付かれる。
和服に日本髪。普通の人はそう直接触れ合う機会があまりないと思われる日本舞踊だが、長い歴史を積み重ねているだけあり、一つ一つの所作が洗練されていて美しい。直接触れられる機会があったことを嬉しく感じられる。
休憩を挟み、「On'DO」の"
ダンス"はまだまだ続く。

後半は
「SOBU(CUTT/kimu)」による
「フンク!」でスタート。クラブ、ストリートなどでの
ダンスの傍ら大分大学を主体とする創作舞踊研究会でも活動。
ホールにファンキーな音楽が流れ、空気は一変。ステージいっぱいを使ってキレのいい
ダンスを繰り広げる。「あー、体を存分に動かすのって楽しいだろうなあ」と単純に思わせてくれるのが素晴らしい。

これまた空気はがらりと変わり、
「前田真央」による
寸劇「東京10日間戦争」が始まる。
自ら撮影した東京の風景の映像が流れた後、「夢の島熱帯植物館」の歌を歌い踊る二十歳になったばかりの娘。ステージを歩き、座り込み、寝転び、モノローグが続く。
その存在感とステージ度胸に目を奪われる。観た人の頭には、あのメロディが刷り込まれたはず。

ラストは
「Morwenna Bosch」による
「Fish out of water」。南アフリカ出身、現在大分市在住。大学時代に演劇を専攻し、その一環として
ダンス、身体表現を始める。
足先、指先までといった体全体の動きの連動性が絶妙。遠い国から日本に来た自分の姿、思いを込めた作品ということだが、そのテーマが分かりやすく込められていたように感じる。
「DIVE to DANCE!」。
ダンスを観る人にも演じる人にも、「敷居が高いから」と感じるのでなく、気軽に参加して欲しい、というその気持ちは伝わったのではないだろうか?
「On'DO」の"
ダンス"は始まったばかり。その"
ダンス"は出来るだけ長く続いて欲しい。
次回公演は8月の予定だ。
1/13(日)夜
O'nDO ブログ:
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