東京は高円寺にある特殊系レコード店/イベントスペース
「円盤」。店主田口史人おすすめのグループを連れ立って、アトホールにやって来た今回のイベントは
「ユメミルトゥデイ2008」。
東京からは、田口と
「asuna」こと嵐直之によるユニット
「船」、大分出身、学ランメガネのナード集団
「バイナリキッド」。そして、関西から「きこりレコード」を主催する
「犬風」だ。

トップバッターは、その「船」。田口と嵐に加えて、今回はギターとフルートが加わってのステージ。3本のギターとフルート、そして微かな声の織り成す静寂のアシッドフォーク。
魂のこもった微音。アンビエントな肌触りだが、どこかに傷、穢れを感じさせる。美しく儚い、廃人の夢のよう。
「三沢洋紀とゆふいんの森」は、-鬼デラックス-バージョンということで登場(メンツは変わらないんですが)。リラックスした雰囲気で7曲ほどを演奏。土と緑の匂いのするカントリーロックをのびのびと聴かせる(転がるギターソロもなかなかのもの)。バンドとしての一体感が高まり、三沢の持ち味も十二分に出てきている。

ミワサチコがアコギを一本携えて、椅子に座る。そして歌い始める。その声が聴こえた時、場の全ては支配される。どこまでも、届くかのように響き渡る、真っ直ぐな凛とした声。強い。

「犬風」。テレキャスとディレイ、世を呪うかのような潰れているがよく通る声。ミワと比較すると、ある意味、対照的だが、どこか通じる二人。一曲30分以上に渡って、繰り返されるフレーズとかき鳴らされるギター、静と激によるカオスな世界。覚めない悪い夢か。

トリは「バイナリキッド」。こちらもカオス、でもこちらは無邪気成分多目。普段は5人組だが、今回はオリジナルメンバーの2人でのステージ。懐かしいファミコンチックな電子音にのせて、学ランメガネのモテなそうな(スンマセン、むしろホメ言葉です)2人が、ギターをかき鳴らし、ドラムを打ち鳴らしながら、叫び、歌う。
切なさを喚起するキャッチーなメロディが心を掴む。これは、ただのオモシロバンドじゃスマンですぞ。
「しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ」の魂を胸に、帝都でがんばれー!
冒頭の言葉、もらえて嬉しかったです。
8/17(日)夜
円盤 HP:
http://www.enban.org/asuna HP:
http://fox.zero.ad.jp/cocoa/asuna.htmlバイナリキッド HP:
http://binarykidd.com/きこりレコード HP:
http://kikorirecords.at.infoseek.co.jp/index.html三沢洋紀 HP:
http://blue.ap.teacup.com/memomemo/ミワサチコ HP:
http://www.geocities.jp/miwa01234/