イタリアはシシリーから、サックスプレイヤー
「ジャンニ・ジェビア」を迎えて行なわれた今回のイベント。オープニングに登場したのは、山口からやって来た小島誠也(g)、一楽誉志幸(dr)による
「フラテン」。ダイナミックなドラムとギターによって、フリーフォームな音楽を生み出すユニットだ。即興と構築された部分を織り交ぜ、曲によってはエレクトロニクスによるループを駆使するなど、一筋縄ではいかないサウンドを生み出した。

続いて登場したジャンニは、まず「山内桂」とのデュオでの演奏。マルチフォニック奏法、循環奏法など様々な奏法を織り交ぜながら、即興で様々な音世界を作り出す。細かい奏法は正直良く分からないが、高い音から、低い音、時にはサックスのリードを指でたたくなどもして、これホントにサックスで出してるの?っていうような音を紡いでいく。2人のバイブレーションが合った瞬間は、天上にも連れて行かれるように感じた。
そのセットの後は、これまた山口からやって来た山本達久(dr)との即興セッション。山本のテクニカル且つパワフルなドラミングに合わせて、ジャンニもエネルギッシュにサックスを吹きまくる。
最後は、ジャンニひとりによる演奏。これまた、様々な奏法を用いて目まぐるしく展開の変わるプレイを見せてくれた。

ライヴを見ていて思ったのは、何か楽器をやっている人こそ、この人たちの演奏に触れて欲しいということ。きっと色々触発されると思うから。12/11(月)にも「フラテン」はやってくるし、11月は非常に面白いメンツのライヴが揃ったので、気になるものがあったらぜひともホールへ足を伸ばして欲しい。
ジャンニ・ジェビアHP:
http://giannigebbia.com/