FC2ブログ
大分市にあるイベントホールAT HALL(アトホールです。アットホールじゃないんです)で行なわれたライヴ、クラブイベント、映画上映会などの様々なイベントの模様を報告するブログです。
スウェーデン・ストックホルム出身のダブルベース奏者/音楽プロデューサーJoel Grip
ヨーロッパ各地、アメリカ、アジアでソロ、グループで演奏活動を行ない、現地スウェーデンではアートフェスティバルの主催をするなど、幅広く活動している。
今回は、スゥエーデンのJapanese Institute in Swedenの支援で日本ツアーを行い、日本の即興、近代アーティストたちと各地で演奏活動を行なっている。

ここ大分では、ヨーロッパ、日本各地で演奏活動を行なうサックス奏者山内桂との共演。

演奏はJoelソロでの演奏、山内とコータフルサワ、竹本有華、3人のサックス奏者による「salmosax ensemble」、そしてJoelと山内によるデュオの順で行なわれる。

jgrip100910
そのJoel。長身、白シャツ、金髪を後ろで結わえ、使うのはダブルベース(いわゆるウッドベース)のみ。
弓を弦にあて、指で弾き、弓を二本持ちそれぞれで弦をなでる、ボディを叩き、指板をこすりなで、弦に木の棒を挟み、通常当てる場所に弓をあてる、、、とにかく楽器全体を使って音を生み出す。
続くドローン、流暢な指弾き、重なる音、基本技術のある者が、枠にとらわれないやり方で音を作り続ける。抽象的で、でも目が離せない時。

slmen100910
「salmosax ensemble」、ホールの照明が落ちる、三本のサックスの音がホール全体からに響く。
山内、フルサワ、竹本、皆持つのはアルトサックス。芯のある音が、重なり、ズレ、移り変わる。
山内自らが半自動即興と呼ぶアンサンブル/システムは即興でありながら、確かなフックがある。
今までのワークショップでの演奏とはまた違う、固定体としての「salmosax ensemble」は練り上げられる良さを感じる。
そしてアルバムに収められたナンバーを譜面を使っての演奏。断片的なイメージが細かに重なる。
これらのスタイルは、山内ソロでの演奏とはまた違った、どこか郷愁を誘うような分かりやすさがある。

jgyk100910
そしてJoelと山内。即興、事前の決まりごとはない。
お互いが音を出す。繰り出される得意技、返し技、反射。。。互いに合わせるように、合わせないように、やりあいは続く。形は次々に変わる。沈静なる熱交換。
二人の手は合っているよう。


増幅なしで作られる濃密な時間。集中力、感じる質量、波のように伝わるずっしりと。

2010/9/10(金)

Joel Grip http://joelgrip.com/mamma/ri_ben.html
山内 桂 http://salmosax.com/
http://www.myspace.com/salmosax



スポンサーサイト



テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽


管理者にだけ表示を許可する
http://athallreport.blog56.fc2.com/tb.php/499-1146076d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME // 
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 アトリポート all rights reserved.
プロフィール

ATHALLあとうほる

Author:ATHALLあとうほる
アトホールのホームページは
http://www.athall.com/

当ホールは、各種イベントスペースと
してご利用いただけます。お気軽にご
相談ください。

※当ページの写真、文章の無断使用、
転載を禁じます。

最近の記事
月別アーカイブ

カテゴリー
カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

あわせて読みたいブログパーツ

QRコード

QRコード

RSSフィード
ブログ内検索

ブロとも申請フォーム
  1. 無料レンタルサーバー