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大分市にあるイベントホールAT HALL(アトホールです。アットホールじゃないんです)で行なわれたライヴ、クラブイベント、映画上映会などの様々なイベントの模様を報告するブログです。
日が落ちると、徐々に過ごしやすくなってきた9月の半ば過ぎ、アトホールで行なわれたのは、人形影絵芝居。
世界各国を放浪し、インドネシアで出会った伝統的影絵芝居(ワヤン クリ)に魅せられ、現地バリで修業を積んだ"晴琉屋フン"とその妻"せせら小梅"からなる人形一座ホケキョ」の公演である。

ステージには、アジア/日本折衷的な装飾に縁取られたスクリーン。その脇には、ガムランに使われる竹製の木琴"グンデル"、そしてカリンバ、スリットドラム、その他民族楽器の類が並べられる。

普段とはまた違い、子供連れが多いホール、開演を待つ。
まず、一座の挨拶、簡単に今回の出し物がどういうものか説明する。二人に加えて、まだ小さい娘さんも楽器を使って、生演奏、効果音で参加するようだ。

hkky100917
明かりが落ちた後、スクリーン後ろから光が照らされる。そして、生楽器の優しい音色で伴奏がつけられる。そして、フンの語りでお話は始まる。
「しみじみくらげ」、"ホケキョ"オリジナル、海の中、3匹のクラゲの兄弟を中心としたお話である。

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細い棒で人形を達者に操り、をその語り口、話の流れで、軽妙に笑いを誘う。
その後、お話を2本、短めの「土の中」、人形の細かい細工に目を奪われる「ほおずきばあさん」。これらももちろん自身による創作。
もちろんその間も、繊細な音は流れ続ける。

hkky100917_3
共に、途中笑いを取りながらというペースはあまり変わらないのだが、全ての作品で感じられるのは、なんとも言えないナンセンス、浮遊感。空中に放り出されるような、不思議な感じ。
昔話のような、アジア的な不条理感というか。

伝統的な意匠、きっちりとした技術、不思議な後味、どこか感じる無常な世界。笑いを残して、何も残さぬ。
そしてまたどこかへ旅立っていく。

人形一座ホケキョ http://www2.odn.ne.jp/hokekyo/

2010/9/17(金)



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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術


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